第10回あらすじ
京を訪れていた旅芸人の一座の元で、駒は戦災孤児だった自分を拾い、育ててくれた女座長・色は太夫と再会する。その年の末、今川義元が尾張の国境に侵入してくる。信秀の長男である信広が人質に取られ、信秀の元に人質として置かれている竹千代との交換を要求してくる。道三は人質と引き換えに広い三河が押さえられることに危機感を覚える。
光秀を想い悲しみにふける駒
光秀を想い悲しみにふける駒だが京を訪れていた旅芸人の一座の元で戦災孤児だった自分を拾い、育ててくれた女座長・伊呂波太夫と再会する。美濃から帰って来てから元気のない駒だが、子供の頃に火事で焼け死にそうな自分を助けてくれた人物は桔梗紋の布に駒を包んで一座に運んでくれたという事実を知る。それは美濃の出身であるという。駒はそれは光秀ではないか・・・?と考え光秀を想い涙する。
今川の大軍が安祥城に・・・
尾張と三河の国境に位置する安祥城に今川軍が攻め入り信秀の長男である信広がとらえられる。尾張の人質としている竹千代との交換を要求してくる。
三河が今川の傘下になる危機感を感じた道三は・・・
尾張にいる竹千代が今川家に人質としていき三河全体が今川家の傘下になれば美濃も危ういと感じた道三は信広を見殺しにしないのであれば尾張との同盟も考えなければならないと考える。光秀に命じ尾張に行き様子を見てくるように命じる。
言い争う信秀と信長
信広と引き換えに竹千代を今川に渡すと言う信秀に兄は戦下手なのでとらえられたのだから、助けてやる必要はないという信長・・・。なんかこのやり取りを見ている限り、信長を信頼してる感じではなさそう・・・。信秀がかなり有能で信長が大したことのない感じで描かれていますね。
帰蝶と再会する光秀
味噌を届けるという口実で美濃へ行き帰蝶と再会した光秀。そこで信長と対面した。信長に気に入られ中にはいるように命じられる。信長は釣りは好きではないが、母親から初めて喜ばれたから釣りをするようになった事。しかし、母親から喜ばれたのはその一回だけだったこと。釣った魚を領民に分け与えれば喜ばれたことがうれしくて釣りをしていることを知る。信長って冷酷非道な人物で人間味のかけらもないイメージなんですが、結構甘えん坊だったようですよ。母親に疎んじられていたから側室にする女性はたいてい年上。側室の一人である吉乃には無償の愛を注いだらしいですからね。実は嫡男の信忠は吉乃との子供なんです。
信長と密約を交わす竹千代
将棋を交わしながら信長は竹千代を今川家には渡したくないが迷いはあると言う。竹千代は信長様が望むなら今川は嫌いだが敵を知るために今川に人質に行っても良いと言う。 なんかこの二人、今後師弟関係で描かれそうな感じでしたね。強い絆がありそうっていうか・・・そんな感じで今日は終わりでした。