日常を綴る雑記ブログ

戦国武将が大好きなsamurai lordのブログです。

麒麟がくる 第8回 「同盟のゆくえ」

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第8話あらすじ

 尾張の海辺で、漁師から慕われている奇妙な出で立ちの織田信長を目の当たりにした光秀は帰蝶を嫁がせていいものかと葛藤する光秀だが、母・牧は美濃の国の安寧を一番に考えることが大事だと告げる。光秀が自分の気持ちにこたえることがないと分かった帰蝶は、光秀の口から「尾張に行って美濃にない海を見るべきだと、背中を押してほしい」と条件をつける。

領民から慕われている信長と初対面した光秀は・・・

 浜辺で採った魚を領民に売りさばき、一国に主の息子とは思えない行動の信長を見た光秀はこの男を本当に帰蝶に嫁がせていいものかと葛藤する。

光秀に恋心を抱く帰蝶と駒

 光秀との幼い頃の思い出話を楽しそうに話す帰蝶に「今でも光秀様がお好きなんですね・・・?」とたずねる駒。それに対してうなずく帰蝶帰蝶も「駒も光秀が好きか・・・・?」とたずねる。うなずく駒。モテモテですね~(笑)申し訳ないと謝る駒に帰蝶は「本当に嫁にいかせたくないのならわざわざ尾張に行ってまで信長を見てくる。」なんて事はしないと言う。つまり自分への気持ちは光秀にはなく駒が謝る事はないと言う。 なんか切ないですねー もう一緒にはなれないな~と感じる時の気持ちが伝わってきますね。

帰蝶を嫁がせて良いかと迷う光秀に母は・・・

 尾張で信長を見た光秀は風変わりな若者だと感じ、この男に帰蝶を嫁がせていいものかと葛藤するが母・牧は美濃の国が平和で戦のない国にするのが一番だと告げられた光秀は帰蝶を送り出すことを決心する。

尾張に嫁ぐ決心をした帰蝶

 光秀が自分の気持ちにこたえることはないと悟った帰蝶は光秀が尾張に行けと言うのなら自分は尾張に嫁に行くと言う。光秀の後押しが欲しかったんでしょうね。好きな人が後押ししてくれるなら決心できることもありますからね~

帰蝶が嫁に行くと知った高政(義龍)は光秀に詰め寄る

 帰蝶尾張に嫁に行くと知った高政は父の利政(道三)は帰蝶を政略の道具にしているし織田との婚姻は義に反していると言う。光秀と高政は土岐頼芸の元に行く。頼芸は織田と斎藤が手を結べば織田の大敵である今川義元と戦うことになると言う。しかし、光秀は美濃には海がないため、尾張と手を結べば美濃の特産品などを尾張に運べばそこから莫大な収益になるからこの和議には利があると訴える光秀。 しかし、守護である土岐氏が代々治める由緒正しき国だと考える高政は和議を結ぶなら尾張の守護である斯波氏とだと・・・しかし頼芸はさっとさっと席をはずしてしまう。頼芸が実の父親と考えている高政は不信感を抱く。

土岐頼芸が自分の父親ではないか・・・?と母に詰め寄る高政!

 高政(義龍)は己の私利私欲のために動く父利政(道三)が自分の父親ではなく土岐頼芸が実の父親ではないか・・・?と母に詰め寄る! 実は高政の母は元々は頼芸の側室であった。 しかし、今は動くときではない! 動く時まで必死にこらえろと言う。なんか、本当の父親は頼芸だと案に言っているようでしたね。

駒を京に見送る光秀に駒は・・・

 駒は光秀に本当は帰蝶を見送りたかったのでは・・・?と光秀に聞く。なぜなら帰蝶のことが本当に好きだったから逆に見送りをしなかったのではと・・・光秀はそうかもしれないと本音を匂わす。 好きな人を手放す時は逆の行動を人間はしてしまうのかも・・・?

ついに尾張に輿入れする帰蝶!今川との戦が近い

 ついに尾張に輿入れした帰蝶。織田と斎藤が手を結んだとなると今川義元も黙ってはいない。 三河松平広忠を傘下に置き戦の準備を始める義元。

尾張に着いた帰蝶だが信長の姿が・・・?

無事に尾張に着いた帰蝶だがそこには信長の姿が見当たらない。はたして信長は・・・? そんな感じで今回は終わりでした。最後まで見ていただいてありがとうございました。

麒麟がくる 第7回 「帰蝶の願い」

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第7話あらすじ

 駿河今川義元の動きに脅かされ、自身の体調も良くない織田信秀は美濃の斎藤道三と和議を結ぶことを決める。そのために、道三の娘・帰蝶を信長の嫡男・信長の妻に迎え入れたいと申し出る。旅から明智荘に帰った光秀を帰蝶が待ち構えていた。帰蝶は光秀に今回の尾張への輿入れを止めてほしいと頼む。一方、道三からは尾張に嫁ぐように説得するように命じられる。

国内外の敵に悩まされた信秀は美濃と和議を結ぶ

 1548年にかつて信秀に奪われていた西美濃の大垣城を奪回するため、道三率いる斎藤軍が進軍。道三は大垣城の奪還に成功。信秀の敗因は守護代の織田彦五郎が信秀の居城である古渡城を攻めたためでした。こうして信秀は、西に斎藤、東に今川、さらに国内にも敵がいることになり信秀は美濃と和議を結びます。

尾張と美濃の和睦の証として帰蝶を嫁に・・・光秀は・・・

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 織田と斎藤の和睦として帰蝶を嫁に欲しいという織田。しかし、幼なじみで帰蝶にほのかな恋心を抱く光秀は複雑な心境・・・。さらに帰蝶は以前に土岐氏に嫁ぎ夫が殺されるという経験をしており光秀は帰蝶が不憫でならない。さらに帰蝶から「嫁ぎたくない!嫁に出してはならぬと皆を説得してほしい」と言われるが、家臣という立場上そうすることはできない光秀。

道三に案に帰蝶の胸の内を明かす光秀

 和議の証として嫁に出すということは人質としての意味もあるし、和議が破断になれば殺される可能性もあるのでこの和議にそれほどの値打ちがあるのかわからないから帰蝶を説得できないという光秀にブチ切れる道三(笑)言いたいこと言えっていったのに(笑)帰れと言われ、本当に帰っちゃう光秀!

再び道三に呼び戻された光秀は・・・

 道三は織田信秀は修繕費として4000貫をポンと献上。今川氏は僅か500貫。美濃の守護の土岐氏は一貫も出せなかったと・・・尾張には海があるので美濃で必死に田畑を耕してもその一年分の収穫も海の恵みはあっという間に超えてしまうと・・・。その尾張を手に入れるために戦をしてきたがその尾張が和議を申し入れてきた。尾張と手を結べば海が近くなり、海が近くなれば国が豊かになり争いがなくなると・・・それが今回の和議の目的だと。その話を帰蝶と馬が合う光秀にしてほしいと命じられる。複雑な心境の光秀。   

再び帰蝶の元を訪れた光秀に帰蝶は・・・

 道三の胸の内を明かそうとする光秀に対して帰蝶は「何も申すな言う」さらに、尾張の信長はうつけと言われているが、それが本当かどうか見てきて欲しいという」「良きお方なら嫁がれますか・・・?」という光秀の問いに複雑な表情の帰蝶・・・。儚い恋心がお互いにあるように思いました。

信長を見に尾張に・・・

 光秀の訪れた尾張は海があるので堺の市場のように活気がありました。さらに信長はお供を連れて漁に出られるということ、明け方になれば戻ってくると。明け方になりそこには信長の姿が・・・。そんな感じで今回も終わりでした。

最後に・・・

 一国の武将の跡取りにそんなに簡単に会えるわけないけどね。 それと帰蝶と光秀が恋愛関係にあったいうのも後世の創作でしょう。エンターテインメントとして見るのはおもしろいですけどね。 帰蝶の生涯はブログにも記事があるので是非見てみてください!  閲覧いただきありがとうございました。

麒麟がくる 第6回 「三好長慶襲撃計画」

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第6話あらすじ

 将軍・足利義輝も列席する連歌会で、時の権力者・細川晴元による松永久秀三好長慶の暗殺計画があることを光秀は知る。京の安寧が崩れることを恐れ、光秀は館に潜入し三淵と藤孝らと協力することに。光秀は久秀を救うことができるのか・・・?

伊平次から三好長慶松永久秀の暗殺計画があることを聞き光秀は・・・

 伊平次から三好長慶松永久秀の暗殺計画があることを知った光秀はその件を相談するために三淵の館を訪れます。しかし、三淵はその暗殺計画は細川家の内輪揉めに過ぎず、将軍家の側近である我々が介入する必要はないと言うが、藤孝は細川晴元の家臣である三好長慶松永久秀が暗殺されれば誰も管領家である細川晴元を抑える者が誰もいなくなり京の町の安寧は保たれないと反論し藤孝は戦の準備をします。

光秀の説得に三淵は・・・?

 三淵は将軍の側近である自分が動けば将軍の上意であると思われるからそれはできないと言いますが、しかし光秀は「将軍は武家の棟梁であり、武士を一つにまとめ世を平穏に治めるために将軍がいるのだから今、この世は平穏でないのだから将軍が争うなと命じなければ世は平穏にはならない・・・さらに将軍の側近であるならそのように進言してほしいと言います。」光秀の説得に三淵も協力することになります。

襲撃される三好長慶松永久秀だが・・・黒幕は・・・? 

館を襲撃されて絶体絶命の三好長慶松永久秀だが光秀たちの助太刀でなんとかその危機を乗り越える。そして黒幕はやはり細川晴元でした。忠実でも三好長慶松永久秀のほうが有能だったんですよね。だからそれがおもしろくなかったんでしょうね。「しくじりおって」って悔しそうでしたね(笑)

戦の傷で倒れてしまう光秀・・・駒と再会!

 戦の傷で倒れてしまい、熱まであった光秀は2日間眠り続けてしまった光秀。東庵の家で熱心に看病してくれた駒。駒は光秀が好きなんでしょうね(笑)

光秀の元を訪れる藤孝

 光秀の元を訪れた藤孝は光秀のように将軍が武士の棟梁であるという考える武士が京にはごく僅かにすぎず、美濃に帰らず京にしばらくいてくれないかと提案するが、光秀は美濃も京と同じで一つになっておらず美濃が一つになった時に美濃を掲げて将軍を御守りすると言います。

また斎藤と織田の戦が始まる

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 美濃の大柿城はかつて斎藤氏の城でありましたが、織田信秀に奪われていました。

斎藤氏は大柿城を襲撃して奪い返します。

光秀の傷が心配な駒は美濃までついてくることに

 戦が終わり美濃に帰る光秀の傷が心配の駒はついてくることになりますが、駒はなんかうれしそう 肩寄せ合ってると緊張気味(笑) そんな感じで今回は終わりでした。

麒麟がくる 第5回「伊平次を探せ」 ネタバレ注意

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 第5話あらすじ

 道三の命を受けた光秀は鉄砲の作り方や、なぜ将軍家が鉄砲を大量に必要としているのかを探るべく、再び京へ向かう。腕利きの鉄砲鍛冶・伊平次を探しにやってくるが、伊平次はみつからない。将軍家も伊平次を探しているが忽然と姿を消したという。さらに松永久秀と再会。松永から、「鉄砲の真の力とはお互いをけん制させ、戦を減らす抑止力になることである」と聞く。

鉄砲の威力におどろく道三・・・しかし光秀は・・・

 鉄砲の威力におどろく道三。将軍家はこれほどの威力があるものを手に入れているのかと・・・。しかし、光秀は鉄砲を戦場で使うのは時間がかかりすぎると感じる。近江の国友村で伊平次という腕利きの鉄砲鍛冶がいるという噂を聞きつける。光秀は近江に向かうが・・・。

近江の国友村に到着するも・・・

 鉄砲の作り方や伊平次の場所も将軍家の圧力で何も教えてもらえない光秀。しかし、伊平次の場所を知っている者に金銭を渡し、伊平次の場所を聞き出す。すると「伊平次は今、ここにはおらず京の本能寺に居ると」光秀は道三に許可をもらい再び京へ。

京の本能寺に到着するも・・・ イケメンの足利義輝登場!

 本能寺の前で鉄砲を持っていたため細川藤孝と斬りあいになるも、そこにイケメンの向井理が演じる足利義輝が登場! なんとかその場はおさまる。さらに義輝の護衛でやってきた三淵と再会する。三淵は細川藤孝の兄で弟の無礼を謝罪する。三淵は伊平次はここにはおらず、以前に鉄砲の世話をしてもらった松永久秀に会いにいくという。光秀も同行することに。

松永久秀が思う鉄砲の真の力とは・・・

久秀は鉄砲は弓矢、刀よりも殺傷能力が高く、敵が自分より3倍の鉄砲を持っていると戦を止めておこうという抑制力がはたらくと・・・。さらに伊平次の居場所を知っていると。

遊女のいる館で伊平次と会えるも・・・

伊平次はどれだけ金を積まれても、自分が鉄砲を作ったことで将軍家と管領家、さらに管領家の家臣である三好家との仲が悪くなるのは嫌だという。しかし、光秀と伊平次は古くからの顔なじみで光秀に世話になったということで協力してくれることに。 

麒麟がくる 第4回「尾張潜入指令」 竹千代(徳川家康)登場!

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 第4話では小豆坂の戦い織田信秀は瀕死の重傷を負い、寝込んでいるとの情報が入り、光秀に尾張潜伏命令が下ります。その尾張で竹千代と出会います。

第四話あらすじ

 今川との小豆坂の戦いで瀕死の重傷を負った織田信秀。その知らせを受けた道三は正室である小見の方の治療を終え今度は尾張に向かう東庵に信秀の容態を秘密裏に探るように命じます。 その目付け役に任命された光秀と菊丸もお供に加わり、三人は尾張・古渡城へ潜入するが・・・

道三は東庵に信秀の情報を秘密裏に探るように命じるが・・・

 道三は東庵は3年前に尾張を訪れ双六で大敗し織田方に多額の借金があるとの情報を仕入れていて、今回の報酬で織田方に借金を返す際に尾張に立ち寄るなら織田信秀の病状を秘密裏に探り病状を教えるように命じる。それが嫌なら東庵の首をはねると言う。

道三の脅迫に対しある提案をする東庵

 道三の要求に対し、信秀の病状を探るかわりに多額の借金を道三に肩代わりしてほしいと提案する東庵。提案を受け入れる道三。その代わり駒を人質に取るという。

尾張に潜入する東庵、光秀、菊丸

 東庵は信秀と面会するが、一見元気そうな信秀。蹴鞠和歌は公家たちに馬鹿にされないためにしかたなくやっているとか、双六をやったり・・・そんな話の流れで肩に傷を負って三か月であること、夜、寝ていると汗をびっしょりかくということを聞き出す。そこから推察するに矢の根が取りきれておらず体内に毒が回りすでに発熱があり手遅れであると伝えると喜ぶ道三。 人質の駒も解放してよいと・・・。

竹千代(後の徳川家康)登場!

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 人質として竹千代(後の徳川家康)が登場していましたね。家康は幼少期に織田氏と今川氏の人質として苦労した時代があったんですよ。そんな苦労した時代があったから大器晩成で天下を取れたのかもしれないですね。しかし、なぜ家康は人質にならなければならなかったのでしょうか・・・。

松平氏(徳川氏)は織田、今川の間に挟まれていた

 竹千代が人質にされていた1540年代は東の今川義元、西の織田信秀に挟まれ三河の国はいつ占領されてもおかしくありませんでした。広忠は年も若く、西三河の家臣たちは織田方に寝返るものもおり、領国経営に苦しんでいました。

今川氏の人質になるはずが織田氏の人質に

 竹千代の父である松平広忠織田信秀による三河侵攻で今川氏に助けを求めるほかになくなり、見返りに竹千代を人質にと要求され駿河に人質としてつれてこられるはずであったがその途中で田原城の城主・戸田康光の裏切りにより織田方につれてこられてしまった。しかし広忠は織田方には服従せず今川に従属する立場をとったため竹千代は尾張にそのまま留め置かれているのです。

最後に・・・

 そんなこんなで今回も良いところで終わりでした。 光秀と竹千代もまた再会するんでしょうね。明日仕事か・・・( ノД`)シクシク…

麒麟がくる 第3回 美濃の国 斎藤高政(義龍)の実の父親は土岐頼芸・・・?

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   第二話で夫を毒殺された帰蝶。 道三はよりあやつりやすい土岐頼芸を守護に据えますが・・・第三話では高政の父親は道三ではなく土岐頼芸だと頼芸自身がほのめかしますが・・・本当のところはどうなんでしょうか・・・?

第三話あらすじ

 夫を亡くして悲しみにくれる帰蝶明智荘をたずね、光秀や駒らとつかの間のひとときを過ごし、笑顔をとり戻す。一方、道三はより操りやすい土岐頼芸を守護に据えようとするが・・・内心、道三を嫌う頼芸は高政(義龍)に自分が実の父親であるかのようにほのめかす。 真実は・・・?

夫を亡くした帰蝶明智荘でつかの間のひとときを過ごす

 夫を亡くして傷心の帰蝶明智荘で光秀との昔話・・・光秀はすごろくをやって一回も勝てなかったとか、たわいもない話・・・ 傷心の時ってそういうたわいもない話が癒されるんだよね。 理由はどうあれ夫を毒殺されたわけだから傷ついただろうし。

光秀に夫、頼純が殺された経緯を聞く帰蝶

 光秀も道三に仕える立場からしたら答えにくいだろうし、帰蝶とは幼い頃から仲の良い間柄だから夫を殺された帰蝶は不憫だなって思っただろうし。

土岐頼芸に頼純を殺したのはお前か・・・と問いただされた道三! しかし・・・

 頼芸に頼純を殺したのはお前か・・・?と問いただされても頼純は自分が戦を起こした罪を悔いて自害したとか言っちゃうし・・・ 後継者なんか決めても道三の操り人形だから意味がないと言っても、小声で「操り人形に毒は盛りません」とか言っちゃうし・・・ 小声だからよけい怖い! 道三に逆らったら追放、暗殺される雰囲気でしたね。

道三の事をよく思わない頼芸は高政(義龍)に自分が実の父親だとほのめかす

 これも昔からよく言われている説ですね。 道三と高政(義龍)は実の親子ではないからこれが後に親子で紛争することになった遠因になったとか・・・。

道三に不信感を抱く高政(義龍)は光秀にもしもの時は力を貸して欲しいと・・・

 先の話になりますが道三と高政は後に道三・義龍親子の争い(長良川の戦い)で戦い、道三が敗れて光秀は道三方に味方したため敗走するのですが。 今回は親子の確執が描かれていましたね。 それが後に相争う原因になるような感じでしたね。

尾張織田信秀に今川の大軍が・・・

 信秀と義元は三河の権益をめぐって長らく争ってきていたんですが、 ネタバレするとこの小豆坂の戦いで信秀は大敗するんですけどね。ドラマは戦争が始まったところで終わりでしたね。 続く

麒麟がくる 第3回 みどころ 夫を父に殺された帰蝶とは・・・?

 第二話では帰蝶の夫である土岐頼純が帰蝶の父である斎藤道三に毒殺されるシーンが印象的でしたね。 斎藤道三の娘である帰蝶は後に織田信長と婚姻することになるのですが今回は帰蝶はどのような人物なのかを書いていきたいと思います。

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帰蝶とは・・・

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 みなさんも帰蝶という実名よりも濃姫という呼び名のほうが知っている方が多いのではないのでしょうか・・・? この呼び名は美濃からきた姫、つまり美濃姫というのを省略して濃姫とよんだのが通説のようですね。 織田信長正室としても有名ですが、歴史上の書物にもあまり詳しく書かれていませんし、信長に離縁されたとか、本能寺の変で信長とともに亡くなったとか・・・本能寺の変後も生きていたとか・・・つまり、没年もはっきりしていませんし、信長との仲も良かったのか悪かったのかされわかりません。 

光秀と帰蝶は従妹同士・・・?

 帰蝶は、斎藤道三の娘で、母は正室の小見の方です。小見の方は「系図纂要」「明智氏一族宮城家相伝図書」では明智光秀の祖父と伝わる明智光継の娘であり、明智光秀の父と伝わる明智光綱の妹とされています。つまりこの説が真実であるとすると光秀と帰蝶は従妹同士ということになります。

二度の政略結婚

 最初の結婚は1546年。 相手は美濃の国の守護である土岐頼純でした。当時、斎藤道三は主君である土岐頼芸を追放して、より操りやすい甥である頼純を守護に据えました。さらに守護代としての自分の地位を安定させるために正室の子である帰蝶を頼純に嫁がせました。 しかし追放された土岐頼芸尾張の国・織田信秀を頼ったので、戦になり、さらに越前の朝倉氏の加勢を受けた帰蝶の夫である頼純も攻め込んできたので道三は苦戦を強いられました。なんとか勝利しましたが、この時の戦で夫である頼純は討死してしまい帰蝶は実家に戻ることになります。 この戦の後も再三争っていましたが決着が付かず、和睦する話が持ち上がって1549年に帰蝶織田信長に嫁ぎました。

婚姻後の帰蝶のその後は・・・?

  帰蝶の史料は極めて乏しく、実証が難しいために、その実像には謎が多いんです。逸話として父である道三が「信長がうわさ通りのうつけならこの短刀で信長を殺せ」と言ったら、「わかりました。しかしうつけでなければこの短刀で父上を殺すことになるかもしれませんよ」と言ったという話もありますから、気の強い女性で信長とは不仲であったのかもしれませんね。信長は母親に疎んじられていたため、優しい年上の女性がすきだったらしいですから。信長って結構甘えん坊なのかも(笑) そんなわけで濃姫のその後について仮説や推論をしてみたいと思います。

離縁説

 この説は「信長公記」などの史料に入輿は記載されているが最後が記載されていないので織田家で縁が切れていたという説・・・。でも当時は輿入れ後の消息が記載されているほうが稀なんです。さらに道三の婿である信長を美濃国の後継者と定めた道三の国譲状があったことを考えれば、帰蝶正室としておくことは美濃攻略の足がかりにもなるので信長にとって必要であるし、道三の側室の一人は信長の妹であるので、わざわざ重縁である斎藤氏との縁を切る必要はないですし、道三を殺した息子の義龍との戦争を理由に帰蝶と離縁して実家に返してやる必要もないですし、人質としても利用できただろうと思うのでこの説はないな~って思いましたね。

戦死説

 これは本能寺の変薙刀を振るって信長とともに敵兵と戦って戦死するというシーンが大河ドラマなどではよく描かれていますね。 個人的にはこの説が一番ないな~って思いますね。なぜなら帰蝶本能寺の変で戦死したという記述は史料で確認されたことがないんです。この説は完全に小説の世界ですね。ドラマとしてみるのはおもしろいですけどね。

長寿説

 帰蝶本能寺の変の時に本能寺にいたとは考えにくいんですが、安土城に居たというのはあるな~って思いましたね。安土城が焼け落ちる前に逃げ出していたとのこと。なぜなら本能寺の変の当日の記録を示した文書には「信長公御台 安土城から日野の谷へ避難した」という記述もありますし、逃げ延びて長生きしたんじゃないかな~って思いますね。

最後に・・・光秀と帰蝶は恋仲だったのか・・・?

 大河ドラマなどではよく恋仲として描かれる二人。幼少期に仲が良く大人になって結婚した後も想いあっていたとかいなかったとか。 この説について考えてみたいと思います。

従妹同士とされているが・・・

 確かに「明智軍記」や「美濃国諸旧記」には従妹同士だと確認できる史料があるのですが、信憑性の高い史料にはこのような記述はないため、二人は従妹同士であった可能性はあるとしか言えません。

ふたりは恋仲・・・?

 仮説として二人が従妹同士であったならば、斎藤道三の近習として帰蝶とは幼い頃から顔見知りであった可能性はあるのかもしれません。 しかし、恋仲に発展したとは思えません。そんな記述がある史料があるわけでもありませんし。

大河ドラマではどのように描かれるのか・・・?

  光秀と帰蝶が今後どのように描かれるかは楽しみにはしていますね。第二話での光秀と帰蝶のやり取りを見ていたら、従妹同士の関係以上に親密になっていく気がしましたね。でも、光秀は愛妻家として有名なのでそんなに風には描かないような気もするし・・・。 第三話、気になる・・・